大事にしている考え方
企業の真の成長に貢献するファシリテーター=企業によりそうファシリテーターでありたい。
そう考え、以下の考え方のもと、経営者様、組織のみなさんの様々なテーマの取り組みや課題解決のご支援をしています。
正解のない問題に組織で向き合い、「自分たちの正解」を見出す支援
私にご依頼いただくお客様は現状に何らかの問題を感じ、悩みを持ってこられます。
お客様が私のような外部支援者やコンサルタントに求める価値は「その悩みを早期に解消したい」ということであったり、「正解(正しいやり方)を教えてほしい」ということであったりすることが多々あります。
かつての同じものを効率的に作ることを求められた時代には、正しいやり方や技術という「正解(らしきもの)」がある「技術的課題」と呼ばれる課題が中心でした。
しかし、急激な技術革新による産業淘汰やお客様、従業員の価値観の多様化がますます進む現在、未来の予測はますます難しくなっています。
その中で企業が直面する多くの課題は様々な要因が複雑に入り組んだ「適応的課題」が中心となり、「正解がある」という前提はもはや通用しない時代です。
そのような複雑な課題を乗り越え、力強く成長を続けている企業の多くは組織である最大のメリット=多様性を活かし、様々な角度から問題を見て、自分たちの「答え」を自ら見出し経営革新をしていける体制を作られています。
トップであっても、外部のコンサルタントであっても「誰か」が考えた「正解(らしきもの)」は依存や不実行、他責を産むおそれがあります。
一方で、組織の中の人たちが力を合わせて「自分たちにとっての正解」を見出し、それに向けて行動を決められたなら、必ず実行され、力強く前に進んでいきます。
私は「ファシリテーション」という技術や理論、何より「ファシリテーター」というあり方で一人一人が活かされる対話を促し、深い関りと探求によって「自分たちにとっての正解」を見出すプロセスのご支援することを基本理念としています。